温度についてかんがえている。

風邪を引いてしまった。

幸い、喉には影響がないようだが、長引いてなかなか治らない。

東京の冬は、寒い。

福岡は東京みたいに駅直結だったり地下通って何処へでもいけるというところじゃなかったから、いつも寒空の下移動をしていたけど、全然寒くなかったような気がするし、寒かったような気もする。
もうわからない、思い出せない。そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

失った温度はもうそこにはないのだった。

そう考えると、なんとなく私は線のうえではなくランダムに置かれた点のうえに生きているような気になる。

一昨年の冬、去年の２月、９月。
そのなんとなく生温い記憶の気配がたまに、そこに、在る。
いや、記憶ではなくてもうそこに在るのは感覚だけなのかもしれない、
でもきっと、その何かに触れた感覚もわたしは忘れるのだろう。
忘れたことすら忘れるのだろう。
それが寂しい。

とくに病んでいるとかではなくてね！いつもこういうことをなんとなーくふんわり考えていて、たまに言葉にしたくなる。

そう、今日は特に書くこと等ないのだけれど、なんだか寂しくなって（たぶん風邪を引いているから）、思ったことを言葉にしてみた。

それでも寂しいから写真などを載せてみることにする。